自分の価値観を他人に無理やり押し付けるのではなく提案をしてみよう。
社会人になると色んな人と接しなければいけなくなります。色んな人がいるなかで、ぼくがあまり好きじゃない人は「自分の価値観を押し付けてくる人」です。
- 自分の価値観を押し付けてくる人の特徴
- 「良いもの」は人それぞれ
- 自分で決断したものじゃないから続かない
- 「押し付け」ではなく「提案」してみる
- まとめ
- ご覧頂きありがとうございました!良ければコチラの記事もご覧ください!
自分の価値観を押し付けてくる人の特徴
自分の価値観を押し付けてくる人って、例えばこんなこと言ってきます。
- 俺は〇〇歳の時に結婚したから、お前もそろそろ結婚しろよ!
- 昨日あのドラマ見た?え!?見てないの!何してんの!?すごく面白いのに。
- 飲み会は必ず出るのが礼儀ってもんだ!分かったか?
こういう「価値観を押し付けて来る人」は大抵どこの職場にもいるかと思います。ただ考え方によっては「人に有益な情報を教えてくれる人」と捉えることもできるかと思います。
今日は、「自分の価値観を相手に押し付ける」ことの是非について考えてみたいと思います。
「良いもの」は人それぞれ
例えば、ぼくはキャンプが大好きです。毎月1回のペースでキャンプに行きます。キャンプの時に炭火で焼くお肉はメチャクチャ美味しいし、また夜暗くなってからの焚き火も最高に楽しいです♬
そんなぼくが、キャンプの素晴らしさ・楽しさを友達に伝えようとしても、そもそもその友達が「虫がチョー嫌いな人」だった場合、おそらくキャンプに少しも魅力を感じることはないはずです。
逆に、ぼくはプラモデルやフィギュアなどには興味がありません。そんなぼくが、プラモデル好きの友達から熱心にプラモデルのことを説明されても少しも興味を感じることはないですし、むしろ長い間プラモデルのことを聞かされると正直迷惑だと感じるでしょう。
このように、自分がいくら好きだ!素晴らしい!と思っていても、相手も同じように思っているかというとそういうことはありません。感じ方は人それぞれなのです。
自分で決断したものじゃないから続かない
また、仮にぼくが強制的にフィギュア集めを趣味にしたとしても、そもそも好きじゃないのですぐに飽きてしまうでしょう。
人は自分が好きなこと・やりたい事しか続けることができません。「キャンプに行く」のも「ご飯を食べる」のも「ベットで寝る」のも、全てやりたいからです。
自分が望んでいないことをしているとストレスが溜まっていきます。これを相手に押し付けてしまうということは、相手にストレスを与えるということになります。
「押し付け」ではなく「提案」してみる
そうは言っても、自分が好きなドラマ、好きなブランドの時計、自分の趣味の素晴らしさを相手に伝えたいという気持ちはけっして悪いことではありません。しかし、上でも説明したように、自分の価値観を相手に押し付けても、相手はストレスを感じるだけです。
そこで、「押し付け」ではなく「提案」をしてみましょう。
- 〇〇というドラマ、あなたが好きそうな内容だから見たらハマるかもよ〜♬
- 〇〇っていうブランドの時計知ってる?あなたが好きそうなデザインだと思うよ♬
- キャンプの夜、空を見上げると無数の星が空いっぱいに散らばってて、すごくきれいなんだよな〜!キャンプってなかなか良いもんだよ♬
みたいに、決して「押し付け」ではなく「提案」をするようにしましょう。その時、大事なのは自分がどう感じるかではなく、相手にとってのどんなメリットがあるのかを説明することです。
相手が少しでもメリットを感じてくれたら成功です。また、仮に相手が何も感じなかったとしても、それ以上、しつこく迫るのはやめましょう。今すぐは同意してくれなくても、時が経てば相手の気持ちが変わるかもしれません。
まとめ
以上の点から、自分の価値観を周りの人に押し付けるのは良くないです。
自分の価値観を相手に押し付けても、それを相手が快く受け取ってくれることはまずないと思います。いくら野球が好きだからって、全然野球が好きじゃない人に「なんで野球見ないの??こんなに面白いのに。」と言っても意味はないんです。
自分の価値観が絶対と思ってはいけません。ぼくは、人の心にはドアが付いていると思っています。そのドアは外側から開けることはできません。なので、他の人の心の中身を書き換えることはできないのです。人の心はその人自身しか入れない空間なのです。
自分の意見を押し付けるのではなく、相手の意見を尊重しましょう!自分たちにできるのは「提案」だけです!
ではまた!