【ソローの言葉が胸に刺さる‥】「孤独の楽しみ方」を読んでみて感じたこと!!
多くを求めないソローの生き方
今の仕事が嫌です。日曜日の夜はもう本当に悲しい気持ちになります。
- 「自分は何のために仕事をしてるのか?」
- 「何で行きたくないのに会社に向かって歩いているのか?」
色々と分からなくなることが最近多いです。もし、そんな私と同じ気持ちを持っている方がいるのであれば、デイビット・ソローの「孤独の愉しみ方」を今日はご紹介します。
ヘンリー・デイヴィッド・ソローとは??
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(1817―1862)はアメリカ出身の思想家です。ソローは、大学卒業後、小学校の講師などを経験した後、ウォールデン湖のほとりの小屋で一人自給自足の生活をしながら、「人間の幸せや生き方」について研究していました。
本の中に、ソローのことを完結に書いた文章があるのでご紹介します。
ソローは、自然を愛し、簡素に暮らし、ナチュラリストとして行きました。持たない人のほうが幸せになれること、孤独な人のほうが成熟できること、孤独な時間を愉しみ考えること、自然の中で自分と世界を見つめることなどから、ソローはいくつもの人生の原則を見つけていきます。(「孤独の愉しみ方」より引用)
奥深い森のなかで、一人孤独に精神的な世界の研究をしていたソローの言葉は、現代人の生き方の矛盾を鋭く指摘しているものが多いなと感じます。
一部にはなりますが紹介していきたいと思います。
「あー、今日も仕事かぁ。。」と起きたくない!
仕事のために目覚めた一日からは、得るものは多くない。朝、自分の人生を始めるために起きる。(「孤独の愉しみ方」より引用)
高校、大学の終わりが近づくと現代人は「あー、そろそろ就職活動しないとな。。」と考えます。しかし、ソローのように森のなかで一人孤独に自給自足の生活をすれば、極端な話、仕事なんてしなくて良いわけです。
自分の今の仕事が本当に自分がやりたいことでないなら、とにかく探し続けましょう!本当にやりたい事を仕事にすることができれば、朝からフルスロットルで仕事に向き合えるはず。
そして、さまざまな事情があるとは思いますが、もし今の仕事が嫌で、本気で辞めたいと考えているのであれば、 全然辞めていいと思います。
だって、ソローの言うとおり「仕事のために起きた一日からは、得るものは多くない」ですからね。
仕事が人生の全てではない!
僕はお茶もコーヒーも、バターもミルクも、新鮮な肉も口にしないので、こういうものを買うために働く必要がない。それで、あまり働かないのでたくさん食べる必要がなく、食費もほんの少しだけ。しかし、あなたはお茶やコーヒー、(途中省略)を食すので、そのためにせっせと働かねばならない。(途中省略)結局は働いても働かなくても同じことではないか。(「孤独の愉しみ方」より引用)
なんか最もすぎて何も言えないですよね。
例えば以下の二人がいるとします。
【A君 大手企業勤務 年収1000万円 定時退社はありえない】
- 特にやりたくもない仕事だけど、一生懸命働く
- 一生懸命働くからすごくお腹が減る
- お腹が減ったので食べ物をたくさん買う
- たくさん食べ物を買い続ける必要があるので、明日も朝早くから会社に向かう
【B君 アルバイト 年収100万円 仕事は週に1回】
- あまり働かない
- あまり働かないのでお腹が空かない
- お腹が空かないので食べ物は少しでいい
- 食べ物が少しでいいので、そんなに働く必要がない
極端な例ですが、どうでしょう?二人の収入は全然違いますが、総合的な幸福度に差はないようにすら思います。
「多くの物を得るために為に働く」という考え方と「働かないので物は少しで充分」という考え方。2つの考え方は、まったく正反対の考え方のはずなんですが、最終的に二人が行き着く地点はなぜかとても近いような気がするのは私だけでしょうか??
どちらの人生が良いとかという話ではなく、大事なことは自分自身が理想とする生き方、働き方を明確にするということ!
「あ!おれって年収1000万円もいらないな!」とか、「私はマイホームをどうしても欲しいから、年収は最低500万円くらいは欲しい!!」というような考えを明確にし、そのために「どのように働くのがベストか?」を考えることが大事です!
本当にやりたい事をして生きていく!!
今日から、お金にならなくても本当の仕事を始めよう。今日生きるためだけの仕事をやめて。
ぼくは、将来的にはブログやプログラミングの仕事を中心にフリーランスで働いていきたいと考えています。しかし、アフィリエイトやアドセンスからの収入がまだ数百円程度なので、まだまだ夢に届いていないのが現状です。
今はまだお金になっていませんが、ブログを書くことが好きなので、これからも続けていきます。
ただただ今日、明日を生きていくためだけに、嫌な仕事でを続けていくのはもう嫌なので、この一年は毎日ブログを更新していくつもりです!!
まとめ
「いかに孤独を愉しむか?」
そこに人生の「本当の幸せ」が隠れているのだとソローは主張しています。僕もそう思います。
多くの人がスマホを持っている現在、Wi-Fi圏外にでも行かない限り、「孤独」を感じる場所は皆無だと思います。しかし周りの人と自分を比べて良いことなんて全くありません。
他人の世界ではなく、自分の世界を探求していきましょう。自分を探求するツールとしてブログはオススメです!
ブログを書くためには、自分自身と向き合う「孤独の時間」が必要になります。自分自身の思いを言葉にしていきましょう!
みなさんもこの本をよんで、ソローの深い言葉を感じてみて下さい♬
ではまた!